年月ごと

大分視察(豊後高田市番外編)

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豊後高田市がまちおこしとして取り組んでいる 「昭和の町」を調査してきました。 昭和の町とは、総延長550mの商店街のエリアで その中心には昭和ロマン蔵という昭和の町展示館があります。 実際に歩いてみると色々なことに気づきます。 先ず、初めに感じたのは行政側にビジョンが無さそうだというとこ。 その象徴が昭和ロマン蔵の真ん前に建っているマンション。 エリアマネージメントがうまくいっていない感じです。 個々の商店では本物の昭和を残しながら頑張っているお店もありますが、 エリア全体としては通りのサインにしても工夫が感じられず、 商店の外観に関しても昭和風に改造した偽物もあります。 よっぽど裏路地を歩いた方が本物の昭和を感じました。 この町には昭和の景観が残ってきた歴史があり、 その歴史を理解しそれを大切に保全するといったビジョンが明確にあれば もっと魅力のある町になるのにと期待しています。

「みなとみらいの結婚式場計画」の課題について市長に聞いてみました!

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第3回定例会の一般質問におきまして、 みんなの党横浜市会議員団として藤崎議員より みなとみらいの結婚式場問題に関する質問をさせて頂きました。 内容は以下の通り。 みなとみらいの玄関口である、 新港地区16街区における結婚式場の建設問題は 当該地区の景観に大きな影響を与えることから、 我が会派としても平成24年度予算の審査の時から、 局別審査、連合審査、一般質問、請願審査と 定例会の度に問題提起をして参りました。 年初に開催された都市美対策審議会では異例の反対意見が相次ぎ、 2回の審議会開催をもってしても、 デザインを巡る事業者と審議会の考え方の溝は埋まらず、 この点が問題であり、 溝が埋まらない限りは事業者への土地の貸付は実施すべきではない というのが私たちの考えでした。 【質問1】 先般、横浜市は事業者との協議が整ったとして記者発表を行いましたが、 まず、今回、景観をめぐってここまでこじれてしまったことに対し、 どのような課題を認識しているのか、お伺いします。 記者発表資料には都市美対策審議会の卯月部会長は 「市・事業者双方が我々の意見を真摯に受け止め、 この4ヶ月間努力して頂いた結果、デザインが大幅に修整されたことについては、 十分とはいえないが、一定の評価をしなければいけない」 とのコメントを発表しています。 我が会派としては、せめて都市美審議会の了解を得るべきであると考えていましたので、 卯月先生のコメントは重く受け止めたいと思います。 しかし、一方で、 「事前協議に課題が残ったこと」 「制度の見直しと今後の改善を議論しなければいけない」 とも指摘されています。 【質問2】 そこで、さきほどの今回の課題認識を踏まえ、 今後、どのように改善していくか市長の見解を伺います。 といった内容です。 これに対して林市長は、 【回答1】 協議には長い時間を要するといった課題がある。 【回答2】 景観協議に関しては、 計画の早い段階から関わっていく。 事業者にとって分かり易いガイドラインにしていく。 といった仕組みを検討する。 との趣旨の答弁(議場で私が聞いた範囲)をしました。 「質問1」の「長い時間を要する」に関しては、 長い時間が掛かってしまったことが課題なのか? 丁寧に時間を掛けて協議する必要があるのに そういう仕組みになっていないことが課題なのか? どちらとも取れる答弁でした。 「回答2」に関しては、本質的な部分ではなく、 答弁に物足りなさを感じました。 何度も言いますが、何よりも市民の意見を反映でき、 個々の事業に応じて柔軟な対応ができる仕組みをつくっていくことが 最も重要だと私は考えています。

みなとみらいの結婚式場計画は何が問題なのか?

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専門家や地域の皆さんは、 横浜が今まで大事にしてきたみなとみらいの景観の考え方に 16街区の計画は合わないデザイン(宮殿風)であると考えています。 しかし、それが一番の問題ではありません。 私が問題だと思っているのは、 その皆さんの思いと事業者の思いが寄り合えないまま事業が進もうとしていること。 更には、地域と事業者が寄り合える横浜市のルールになっていないことです。 では、しっかりと話し合えばいいじゃないの?と思うハズ! それをしてきたのが都市美対策審議会(都市美審)なんです。 この地区は、横浜市が定める「横浜市魅力ある都市景観の創造に関する条例」に基づく 「都市景観協議地区」になっています。 ですから事前に「景観法による届出」や「条例による協議申請」が必要なんです。 協議してから建築するルールになっているのです。 その協議を行うのが市長の諮問機関である都市美審なのです。 しかし今回は、この仕組みには大きな課題を残しました。 都市美審の意見は聞いても聞かなくてもいいという 事業者のモラルに委ねたルールになっているのです。 そして今回は、都市美審の委員全員が反対といった状況の中、 事業者は、協議打ち切りをしたのです。 もちろん事業者は、部分的には都市美審の意見を聞いて修正をしました。 当初、予定していた協議期間を延長して話し合いをしたことも事実です。 でも、論点はそこでは無いのです。 審議会での委員の意見にもありますが、 「微調整をすれば認められるということではなく、 基本的なデザインの考え方に見直しが必要」 という言葉が全てを表しています。 基本的なことが理解し合えていないまま 事業が進んでしまうことに 社会的な影響が大きいと危惧しています。 今の仕組みでは何ともならないのです。 この件は、行政を批判するものではありません。 今のルールの中、担当局は役割の中で 最大限の努力をしてくださいました。 後は、市民の皆さんが声を上げるしかない状況となっています。 私は、決して事業を中止しろとは言っていません。 民間企業で働いていた時は、事業性を検討する業務を担当していました。 デザインと事業性は相反する部分もあります。 だからこそ、寄り合うことが必要なのです。 都市美審の委員の皆さんも地域の皆さんも 私と思いは同じだと思います。 行政が権限や強制力を持ち過ぎることも問題だと思っています。 本来は、互いにモラルを持って それぞれの立場を尊重しつつ寄り合うべきなのです。 企業もこれからの時代は、社会や地域と共存していかなければならないのです。 皆さんはどうお考えですか?