年月ごと

みなとみらい線の公共空間をもっと活用しよう!

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2020年10月に横浜市議会、決算特別委員会で有村としひこ議員(鶴見区選出)が質問をした内容です。

みなとみらい線は、平成28年度からは経常黒字となっていましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、旅客数が大幅に減少していると聞いています。そこでまず、

 

(1)コロナ禍における「みなとみらい線」の利用状況について、部長に伺いました

≪都市交通部長答弁≫【新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2年4月から8月までの5か月間の利用者は、一日当たり約128,000人、前年比マイナスで44%と大幅に減少しています。その内訳ですが、ビジネス利用の指標となる定期旅客は、一日当たり約87,000人、前年比マイナス19%です。観光利用の指標となる定期外旅客は、一日当たり約41,000人、前年比マイナス67%となっています。】

 

主に観光を目的とした定期外旅客が、前年比で6割強も減少したとのことですが、この減少した観光目的の旅客を回復させること、更には今まで以上に増加させることは、横浜高速鉄道の経営戦略として重要なことだと思います。そこで、

 

(2)減少した観光目的の旅客の回復に向けた横浜高速鉄道の取組について、部長に伺いました。

≪都市交通部長答弁≫【横浜高速鉄道では、お客様を、一日も早く、回復に導くため、感染拡大防止策と両立させながら、ホームドアのデジタルサイネージなどを活用した沿線の見どころや、イベントのPRを行っています。また、イベントと連携した一日乗車券の販売や、元町・中華街駅の上にある、アメリカ山公園でのイルミネーションイベントの開催など、お客様を増やす取組を行う予定です。】

 

現在、鉄道会社は、鉄道事業だけではなく駅周辺の価値を高める事業を積極的に行っています。横浜高速鉄道が、単なる移動の足としの役割だけではなく、駅に降りた人が、駅や駅の周辺で横浜の魅力を感じて、ワクワクする仕組みを作り価値を高めることが、地域を活性化にも繋がると思います。そこで、

 

(3)駅周辺の地域活性化に繋がる横浜高速鉄道の取組について 部長に伺いました。

≪都市交通部長答弁≫【横浜高速鉄道では、本市と連携いたしまして、ヨコハマトリエンナーレ2020に合わせ、新高島駅から元町・中華街駅までの各駅構内でのアート作品の展示など、みなとみらい線自体を美術館とする「クリエイティブ レイルウェイ」を、10月11日まで実施しています。また、新市庁舎や周辺の開発に連動した賑わいの創出として、馬車道駅の雰囲気に合わせたカフェの誘致などの検討を進めているところです。】

 

私は「クリエイティブ レイルウェイ」について、地域の新たな賑わいや、公共空間の活用といった観点からも、クリエイティブシティ横浜らしい素晴らしい取り組みであると思っています。

これは元町・中華街駅のエスカレーターの途中なのですが、

デッドスペースに申し訳なさそうに展示がされています。これはネガティブに捉えてはいけない訳で、通路幅の確保や消防の指導など、様々な制約の中、最大限に努力した結果なのです。

日本大通り駅には「駄菓子屋」をアート作品として設置しています。

馬車道駅では「えきなか動物園」

新高島駅では「プラットフォームギャラリー」を行っています。

それでデジタルスタンプラリーという仕組みも行っていて、全5駅を巡ってQRコードを読み込むと、オリジナルアートグッズがもらえるというものなのですが、私が付けているバッジがオリジナルアートグッズなのですが。今回、我が会派で一番アートに関心の高い藤崎議員と一緒に各展示を見て回りました。

デジタルスタンプのQRコードの前で「読み込めないなあ?」と言いながら一生懸命スマフォをかざしている方が居まして「おじさん、やり方教えてあげるよ」と言いながら近寄ってみると、

横浜高速鉄道 鈴木伸哉社長だったのですね。

「鈴木さん何やってんすか?」って聞くと、「クリエイティブレイルウェイは、うちで初めての取り組みなので、先ずは自分で体験して、自分の目で見て、これをどう進めていくか考えなければいけないと思って来たんだ」とおっしゃってました。

 

(4)局長はクリエイティブレイルウェイをご覧になりましたか?ご覧になった感想は如何でしたか?

《都市整備局長答弁》【私も、横浜高速鉄道の一日乗車券がありますので、それを買って、5駅を回りました。現代アート言うことで、なかなか理解が難しいものが多かったなと思いました。馬車道駅は、動物で親しみやすい展示であったと思います。QRコード、スタンプラリーについては見ましたが、時間の関係で行っていませんが、駅周辺の賑わいという意味では、これを目的に写真を撮りに来られている方もいましたので、非常にユニークな取組だと思いました。】

 

横浜高速鉄道の社長は将来への展開を考えていらっしゃった訳ですが

 

(5)地域活性化を推進するために、横浜高速鉄道と連携して、一層、取り組む必要があると思いますが、都市整備局長の見解を伺いました。

≪局長答弁≫【横浜高速鉄道とは、経営の向上を図るための協約を結んで、これに基づき、駅が沿線地域の活性化に向けた拠点となるよう、連携して取り組んでいます。取組の一例として、馬車道駅コンコースでは、横浜高速鉄道とプロジェクトチームを組み、公共空間の利活用などのまちづくりノウハウを活用して、賑わい創出のための有効活用策を検討するという取組を行っています。今後も、横浜高速鉄道と連携し、まちづくりを行う都市整備局ならではの取組を、継続して行います。】

 

それでは、

(6)クリエイティブレイルウェイは来年も開催するのでしょうか?

≪局長答弁≫【来年のことなので、横浜高速鉄道からは、具体的なところは聞いていませんが、今回の取組の結果を踏まえて、検討していきます。】

これ今回のアートイベントのマップなんですが、ここには市営地下鉄の駅もあり、京急の駅もあります。また「連節バス」や「あかいくつ」も通っているし「ベイバイク」もあります。

トリエンナーレに拘らなくても「関内・関外オープン」や「黄金町バザール」など、毎年行っているイベントもあります。

 

(7)こうした点と点を面として捉えて繋いでいくのは、まさに横浜市がやるべきことです。是非、全市的な観点より副市長の所感をお聞かせください。

《副市長答弁》【京急線高架下の黄金町での取組や、桜木町の旧東横線跡地の広場状への整備などの取り組み、それぞれの取組を別々に行うよりも、それぞれの取組を連携させることで、より効果があるのだと思います。大変、貴重なご意見いただきましたので、今後、検討したいと思います。】

 

予断ですが、鈴木伸哉社長が立ち話で「横浜市は、まだまだやらなければならないことはたくさんある」とおっしゃっていました。私が「副市長の時にもっと推し進めてくれればよかったのに」と言うと「立場を離れて初めて気づくことや、見えてくるものがあるんだ。」とおっしゃってました。是非、局長と副市長には、後で悔いが残らないように、市政運営をして頂けることに期待しています。

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