年月ごと

カジノ事業のリスクも市民に伝えるべき!

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本日の委員会で、IR事業について現状報告があり、
その中で実施方針(案)について示されました。
様々な状況を想定した本市のリスクといった観点でチェックしてみました。
市の事由による解除の項目を見ると、
実施協定締結後は、事業者に対して賠償すると明記されています。
要するに実施協定を結んだ後に本市が止めましょうと判断すると、
事業者がIR事業の準備に費やした数百億とも言われる費用は、
横浜市の税金で賠償されるということです。
そして、今年の秋に締結する予定の基本協定に関しては、
特に明記されておらず、当局に確認すると、
基本協定締結の段階での取止めは本市の賠償が生じないよう調整していくとのこと。
しかし、そんな甘い考えはありません。
基本協定の段階であろうと、市の都合で中止した場合には、
民事的に莫大な損害賠償請求がなされる可能性があるのです。
即ち、今年の秋に予定されている基本協定までに
カジノを可否を決断しないと後戻りできない状況にあります。

また市は、外国の事業者が小さな日本法人を設置しカジノ事業を行うことを想定し、
株主又はその親会社が、履行保証金として債務を負うとなっています。
しかし追記があり「IR施設の開業までの債務に限る」となっているのです。
このことを当局に確認すると、
IR事業の開業までに多額な費用が掛かるので、開業までを担保するものとの説明。
しかし、本市のIR事業へ向けた投資は、開業後に回収するスキームなので、
開業後に、事業者が倒産した場合の損害の回収は担保されていないことになります。
そもそもIR事業の海外でのスキームは、投資家よりお金を集めて、
カジノでの収益を投資家に還元することを第一に考える事業であり、
横浜市がカジノ収益を回収する前に頓挫するリスクもあるということなのです。
そういった事業リスクは、IR事業説明会でも説明されていません。
偏った情報のみを発信してカジノ事業を進めるのではなく、
先ずはIR事業を進める上でのリスクも市民に正しく伝えた上で、
このIR事業を説明していく必要があります。
私は、横浜の将来を見据えた時に、身の丈に合った開発で
持続可能な横浜をつくっていくことが大切であると考えています。

旧横浜市役所は来年までそのまま放置じゃ淋しくないですか?

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今、オリンピックも延期になって、旧横浜市庁舎は、仮囲いをしたまま放置されていますが、約60年の間、横浜市のシンボルとして役割を担ってきた場所であり、愛着を持っている市民の方も多いのではないかと思います。そこで、

(1)建物の解体前に市民の皆さんに見ていただく機会を積極的に設けていくべきと質問しました。

≪都心再生部担当部長答弁≫旧市庁舎は、関内駅前のシンボルとして、多くの市民の皆様に愛された建物だと認識しています。行政棟は、レガシーホテルとして、外観をほぼ変えない形での利活用となりますが、その他の建物は解体されますので、解体前に原風景を多くの市民の皆様の記憶にとどめていただけるよう、見学会の開催等、建物の中まで見ていただく機会を設けたいと考えています。

旧市庁舎の今の姿を見てもらうだけではなく、生まれ変わる施設を、新たなシンボルとするためには、旧市庁舎の歴史を残していくことも重要だと私は言い続けてきました。そこで、

(2)行政棟の保存活用にあたっては、できる限り、建物内の特徴的な装飾等を生かした、しつらえにするよう事業者と調整を図っていただきたいと思い質問しました。

≪都心再生部担当部長答弁≫新しい施設を市民の皆様に親しまれるものとするためにも、先生が仰るように、旧市庁舎の面影をしっかりと継承することが必要と考えています。そのため、多くの方に利用いただきました市民広間の風景を感じていただけるよう、特徴的な階段や壁画の復元などを行います。また、既存の建物にある印象的な内装を新しい建物に継承していくため、議会棟の円形照明、天井レリーフ等も着実に復元していきます。

施設の開業は、令和7年下期を予定しており、かなり先になります。冒頭にも申し上げましたが、関内の駅前の顔とも言える場所が仮囲いのまま放置されており、特に夜は、かなり暗い印象です。横浜駅は、JRと連携して「仮囲いプロジェクト」で大きな成果を上げているのに、旧市庁舎は、内部調整で済むのに何もしないのかなと不思議に思っています。そこで

(3)旧市庁舎街区の仮囲いの活用も含め、関内駅周辺に賑わいが生まれるような取り組みを早期に着手するべきと考え、質問しました。

≪都市整備局長答弁≫関内駅は、1日約16万人の乗降客数があり、関内・関外地区の玄関口となっております。駅周辺の様子が、街のイメージに大きな影響を与えると考えています。このため、旧市庁舎街区の仮囲いに装飾をこれからしっかり施していきたいと考えています。このほか、大通公園やみなと大通り等の公共空間の活用につきましても、できることから着実に取り組み、継続的に賑わいが創出できるように取り組んでいきます。

旧市庁舎周辺の活気が失われつつある中、少しでも賑わいが戻るよう、横浜市には一層の積極的な取り組みを期待しています。

私が委員長を務める「郊外部再生・活性化特別委員会」が開催されました!

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本日、横浜市会の郊外部再生・活性化特別委員会が開催され、委員長として進行させて頂きました。今回は、今年の運営方針について議論をさせて頂きました。

横浜の成長をけん引する都心臨海部・京浜臨海部の文化、芸術等の魅力は国内外にも発信され、高い関心が寄せられています。

しかし一方で、本市の人口の6割が郊外部に居住している訳ですが、各地域が持つ歴史やその価値、地域において活発に行われている文化芸術活動などに対する行政の活動支援の枠組みや仕組みは、都心臨海部・京浜臨海部に比べると十分とは言えないと感じています。

そこで、地域の価値を高める仕組みづくりについて調査・研究を行っていくのはどうかと提案をさせて頂きました。

地域にはそれぞれの歴史や文化、風土、おかれた環境などがあり、その価値は様々で捉え方が異なると思います。しかし、その各々の価値を行政がどのように支えていくのかは、共通の仕組みが必要だと私は考えています。

ずっと公園の活用を提言しています!

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私がずっと提言し続けている公園の活用ですが、昨年9月に横浜市では「公園における公民連携に関する基本方針」が策定され、少しづつ前進しています。

引き続き将来に向けた、持続的な維持管理や運営のためにも、戦略的に様々な形で公民連携を進めて公園を最大限活用していくことが重要です。

公園事業における民間事業者との公民連携にあたっては、魅力づくりや賑わいの創出に加え、一定の収益性など経営的な視点も重要な条件と考えていますが、市内の全ての公園が高い収益性を見込める訳ではなく、むしろ一定の収益が見込める公園は限られてくるのではないでしょうか。

基本方針においては、民間事業者の意欲の高い公園で公民連携の推進に向けてパークマネジメントプランを策定する予定ですが、民間事業者から横浜にふさわしい良質の提案を引き出すためにも、プランを策定する公園を示すことが重要です。

また基本方針では、公民連携を具体的に進めていくにあたっての公園における「公」と「民」の向き合い方の原則として公民連携の行動5原則を示しており、「公」と「民」の相互理解が必要としています。

「公」と「民」の相互に理解し合い、民間事業者のアイデアやノウハウを最大限に引き出すことが公民連携の効果を高めるために重要です。

しかし現状では、民間では行政のルールが良く分からないし、行政は民間感覚に慣れていないので、まだまだギャップがあります。これからは、そのギャップを埋める仕組みづくりが必要です。

民間の新たなアイデアで横浜らしい魅力的で賑わいのある公園を増やすためにも、公民連携の取組をより一層推進することに期待しています。

新市庁舎周辺のユニバーサルデザインが重要!

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横浜市は、いよいよ6月から新市庁舎が本格稼働します。こともと新市庁舎は東京オリンピック・パラリンピックまでに完成させるといった方針を市長が示し、そのスケジュールで粛々と進んできました。新市庁舎自体は、順調に予定通り完成しますが、その市庁舎周辺の環境整備は整っているのか気になるところです。誰もが安全に新市庁舎までアクセスできるようになっているのでしょうか?

そこで「新市庁舎周辺の歩行者ネットワーク形成の取組状況はどうなっているのか?」聞いてみました。

横浜市答弁)「新市庁舎からJR桜木町駅の新改札につながるデッキの整備を進めるとともに、JRの新改札から市営地下鉄桜木町駅、そして野毛地区への歩行者動線の強化に取り組んでいます。さらに、新市庁舎から栄本町線を横断するデッキの整備をはじめ、北仲通地区で開発が進む敷地においても、民間事業者としっかり連携しながら、回遊性向上につながる歩行者ネットワークの構築を進めています。」

新市庁舎の最寄り駅は桜木町駅で、人の流れが大きく変わります。多くの人が行き来することになりますが、そもそも新市庁舎周辺には現在、バリアフリー化のための方針等をまとめたバリアフリー基本構想がありません。もちろん関内になる現市庁舎にはバリアフリー基本構想はありますよ。こういったことが新市庁舎建設を急ぐことによる弊害ではないでしょうか?

そこで「新市庁舎周辺のバリアフリー基本構想についてどのように取り組んでいくのか?」聞いてみました。

横浜市答弁)「新市庁舎が全面供用開始いたします6月には、最寄り駅である桜木町駅、馬車道駅を結ぶバリアフリールートは確保できます。なお、周辺エリアのバリアフリー基本構想は、まちづくりにあわせまして、令和2年度から作成に着手します。」

新市庁舎の内部にはユニバーサルな観点で整備されていますが、新市庁舎へ行くまでの周辺環境は、未だユニバーサルな観点での整理がなされていません。新市庁舎周辺は、従来からのハード整備に加えて、丁寧でユニバーサルな整備と情報提供が必要なのです。特に視覚障害のある方は、視覚情報を得られない分、初めて訪れる場所に一人で行くことが難しいと聞いています。新市庁舎へは、そういった視覚障害のある方にも道順がわかるように案内する必要があります。

そこで「新市庁舎へのアクセスの案内における視覚障害者への対応について」聞いてきました。

横浜市答弁)「スマートフォンなどの音声読み上げソフトを使用いたしまして、視覚障害のある方に音声で新市庁舎への道案内を行います。具体的には、案内する情報につきまして、読み上げ用の文章を作成し、サイトに掲載の上、これを音声にしてご利用いただきます。まずは、桜木町駅と馬車道駅などの最寄り駅から新市庁舎まで実証実験を行い、他の場所にも展開できるか検討してまいります。」

私が以前より提案していた視覚障害者向けの案内システムが採用されることになりました。今までは道路脇に音声案内装置が設置されていましたが、そもそも音声案内装置の設置場所が分からないといった課題があり、ほとんど使われていない状況だったのです。今後は、個別にハードをつくるのではなく、汎用性の高い機器(スマートフォン)とソフト(専用アプリ)を使って低廉な予算でも展開できる仕組みを考えるべきと提言をして参りました。引き続き、新市庁舎の整備に合わせて、その周辺も、視覚障害者への対応を拡充すると共に、ユニバーサルデザインのまちづくりを展開していくことを提言して参ります。

「ことばの道案内」についてはコチラ!